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第37期竜王戦七番勝負・第4局使用盤(2024/11/15)

 11月15日に大阪府茨木市・おにクルで行われた竜王戦・藤井聡太竜王対佐々木勇気八段の棋戦に当店製作の盤が使用されました。

 竜王戦はかつての「十段戦」をルーツとし、1988年に創設された比較的新しい棋戦ですが、今や将棋界最高峰のタイトルの1つとして注目を集めています。昨今の将棋ブームに伴い多くの自治体やホテルが対局開催地の名乗りを上げておりますが、この度茨木市が対局を誘致した背景には、市のシンボル的存在である「竜王山」にちなみ、地域の魅力を全国に発信したいという思いがありました。将棋界が地域社会と連携し、日本各地の発展に寄与する重要な機会となっていることを非常に喜ばしく思っております。
 原木を宮崎市国有林の入札にて入手。お行儀の良い完璧な天地柾です。厚みも十分、天面もおとなしくて素晴らしい、まさにタイトル戦等で好まれる盤です。これだけ厚みのある天地柾の盤は昨今希少となっております。

丸八碁盤店々主 鬼頭徳治郎

※画像クリックで拡大画像がご覧になれます。

日向産榧[六寸六分厚天地柾将棋盤]

盤師 鬼頭淳夫


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